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神戸・元町の「書庫バー」が10周年 新しい「何か」と出合える場所に

スタッフの新田谷ももさん(中央)と近藤正人さん(左)、中村洋隆さん(右)

スタッフの新田谷ももさん(中央)と近藤正人さん(左)、中村洋隆さん(右)

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 神戸元町・大丸前にありアート・デザイン系の書籍が読めるバー「書庫バー」(神戸市中央区三宮町3、TEL 078-331-2633)が4月26日で10周年を迎える。

10周年記念ノベルティーとして作られた「本」の形のコースターと「読書席」

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 元町で創業したデザイン事務所が書庫を改装して2014(平成26)年に開いた同店。4坪の空間には、カウンター7席と読書席1席を設け、書架には、アートやデザイン系の書籍、明治・大正時代の出版物、文芸書、漫画、神戸に関する書籍などが並ぶ。久元喜造(きぞう)神戸市長やNASAの火星探査機エンジニアなどが訪れたこともあり、同市長が執筆した書籍や神戸の風景が紹介された写真集なども飾る。

 「コロナ禍以前はカウンター席に座れない人が立ち飲みするほどのにぎわいだった」と店主の舟橋健雄さんは話す。「コロナ禍では営業自体も厳しい状況だったが、少しずつ昔のお客さまも戻ってきているのがうれしい」とも。

 4月22日~26日は「周年ウイーク」として、特製カクテルを提供するほか記念ノベルティーを用意。ノベルティーは、六甲山の間伐材を使って作られた本の形をしたカードスタンド兼コースターを配布予定だという。スタッフの新田谷(にたや)ももさんは「書庫バーには、本が好きな方だけでなく、アートやデザインなどに興味のある方や、新たな出会いを求めて来るお客さまも多い」と話す。「10周年を一つの節目に、これからも新しい『何か』と出合える場所として愛していただければ」とも。

 営業時間は17時~23時(ラストオーダー)。水曜・祝日定休。

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