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神鉄木幡駅に「看板アート」 アーティストと子どもが合作、粟生線に愛着を

完成した「駅ナカ看板アート」作品とプロジェクトメンバー

完成した「駅ナカ看板アート」作品とプロジェクトメンバー

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「駅ナカ看板アート」作成イベントが10月19日、神戸電鉄木幡駅前で開催された。主催は、粟生線活性化協議会。

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 「粟生線アートラインプロジェクト」の一環として、神戸市出身の現代アーティストが地域の子どもと一緒にアート作品を作成する同イベント。地域の子どもへ粟生線に愛着を持ってもらおうと始まり今年で2年目となる。昨年は押部谷駅の柵に地元中学生が考えたデザインを塗装し、神戸電鉄の利用促進と駅の美装化に取り組んだ。

 「木幡駅の周りの自然」がテーマの同イベントは2部構成で展開し、第1部「ライブdeアート」は、神戸市出身の現代アーティストの佐藤未瑛(みえい)さんがライブペイントを行った。駅前に咲いている彼岸花の色、駅裏の山の木や葉を描いた。第2部「みんなdeアート」では、地域の子どもたちが佐藤さんのライブペイントに葉や実、鳥などを描き足し、作品を完成させた。

 佐藤さんは「今回の作品は子どもたちが主役。子どもたちが成長してからも見てもらえる楽しみを残していけるのがうれしい」と笑顔を見せる。参加した小学1年生の石田千明さんは「絵が飾られるのが楽しみ。いろいろな色の絵の具で描けたのが楽しかった」と話す。

 粟生線活性化協議会メンバーの飛岡康明さんは「粟生線を身近に感じてもらい、愛着を持ってもらえたら。アートを通して、神戸市、三木市、小野市がつながっていけば」と話す。

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