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神戸で空き家再生建築を巡る「長田くる・リ」 まち歩きツアーやマルシェも

神戸市建築住宅局の岸田眞悟さん(左端)とまちあるきツアー等の企画を担当した下町ぐらし研究所のメンバー(左から栗野紗也華さん、小笠原舞さん、織戸祐三子さん)(写真提供=神戸市建築住宅局)

神戸市建築住宅局の岸田眞悟さん(左端)とまちあるきツアー等の企画を担当した下町ぐらし研究所のメンバー(左から栗野紗也華さん、小笠原舞さん、織戸祐三子さん)(写真提供=神戸市建築住宅局)

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 まちや建物を楽しみながら巡るイベント「長田くる・リ」が3月1日・2日、長田区かいわいで開催される。主催は神戸市建築住宅局と長田区地域協働課。

北部のメイン会場「房王寺ショッピングセンター」

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 昔ながらの建物を残しながら、リノベーションにより活用された建物も多い長田区で初めて開く同イベント。会場は南部エリア(新長田・駒ヶ林エリア)と北部エリア(神戸電鉄長田駅・なくらエリア)に分かれ、まち歩きツアーやマルシェなどを展開する。空き家をリノベーションした建築などを見学することもできる。

 南部エリアでは、「レトロ建物めぐりコース」「手しごと今昔めぐりコース」「下町暮らし体験コース」などのまち歩きツアーや建築家によるトークイベントなどを開催。北部エリアでは、房王子ショッピングセンター(神戸市長田区房王寺町4)をメイン会場に、コマハマ漁師組のしらす丼や神戸朝日病院(房王寺町3)のおでんなどを提供する「房王寺アーケードマルシェ」を開催。段ボール1箱分の本を持ち寄り販売する「一箱古本市」やアーケード下で映画を上映する「アーケードシネマ」なども展開する。

 神戸市建築住宅局係長の岸田眞悟さんは「まちを楽しみながら周遊し、建物そのもののかっこ良さや使いこなし方、リノベーションの面白さなどを見つけてほしい」と参加を呼びかける。

 神戸市と共に企画を担当した「下町ぐらし研究所」の栗野紗也華さんは「長田エリアは、昭和レトロな商店街や銭湯が残る魅力的な街。街を散策しながら、歴史と文化を感じる特別な時間を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は9時~17時。参加無料。一部プログラムは事前申込制で、Peatixで受け付ける。

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