
「ポートアイランド・リボーンシンポジウム2025」が5月19日、ポートピアホテル(神戸市中央区港島中町6)で開催された。主催は神戸市都市局未来都市推進課。
1981(昭和56)年に世界最大の人工島(当時)として造成されたポートアイランドの再活性化やまちづくりの方向性について意見交換を行う同シンポジウム。2022年から始まった、同島内の関係者との意見交換やワークショップを行いながら、まちの将来ビジョンを検討する神戸市の「ポートアイランド・リボーンプロジェクト」の3年目の企画となる
当日は、第一部前半で「各エリアの課題と方向性」をテーマに、同プロジェクトアドバイザーの東京藝術大学准教授の藤村龍至さんがプレゼンテーションを行った。後半は近隣医療機関や住民自治会、商工会議所などの代表者がパネルディスカッションを行った。
第二部では、「市民提案に向けた意見交換」をテーマに、パネルディスカッションを行う。ポートアイランドの魅力について、地域住民や島内へ本社移転した企業の関係者が意見を交わした。
住民からの提案は本年度内に住民自身がまとめ、神戸市に提出する予定という。