
三宮センター街2丁目商店街(神戸市中央区三宮町2)「ストリートミュージアム」に6月29日、美術家・田嶋悦子さんの現代陶芸作品が収蔵された。
「ストリートミュージアム」では2006(平成18)年から、アートの力で街を活性化する「アートストリート構想」の取り組みとして、毎年1作品を収蔵している。
今回収蔵された田嶋悦子さんの作品「Cornucopia 09-Y11(コルヌコピア)」は「豊潤の角」との意味があり、黄色、レモンイエローを使い、豊かな未来へ力強く進むイメージを表現している。
三宮センター街2丁目商店街振興組合の久利計一理事長は「これまで土や鉄、木などでできた作品を収蔵してきた。今後はガラス作品を中心に収蔵していく。今回の作品はその架け橋」と話す。
田嶋さんは「陶器とガラスを融合した私の作品が、今後の収蔵作品への架け橋になることがとてもうれしい」と笑顔を見せる。