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神戸ファッション美術館で永澤陽一さん作品展 200点展示

ファッションデザイナーの唯一無二の作品とオリジナルのマネキンがその独自の世界観を高める

ファッションデザイナーの唯一無二の作品とオリジナルのマネキンがその独自の世界観を高める

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 特別展「Beyond Creation-永澤陽一の創造と革新」が現在、神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2)で開催されている。

その独自の世界観はノスタルジックと未来感が交錯する

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 1980年代よりファッションデザイナーとして時代の先端に挑み続けた永澤陽一さんの作品を紹介する同イベント。永澤さんが同館にこれまで寄贈された約4000点の作品の中からセレクトした作品を展示する。主な展示作品は、1980(昭和55)年パリの「トキオクマガイ」で始まり、1992(平成4)年に「YOICHI NAGASAWA」ブランドを立ち上げ、同年東京コレクションに参加、2007(平成19)年のパリコレまでの15年間、30回のショーに参加した作品約130点と、東京・パリコレクション全30回の全映像(10時間以上)、写真など40点を含めた約200作品。

 会場では永澤さんのメッセージ動画も上映し、「無印良品」「ニューバランス」「イオン」などのプロデューサーとしての側面や、金沢美術工芸大学や国際ファッション専門職大学でのファッションを教え・伝えるという側面も知ることができるようにした。

 学芸員の浜田久仁雄さんは「永澤さんの展示関係者が『ここには、パリコレのショー3回分の分量と熱量がある』と言っていた」と話す。

 開催時間は10時~18時。観覧料は、一般=1,000円、大学生・神戸市外の65歳以上=500円、高校生以下・神戸市内在住65歳以上=無料。月曜休館(10月13日、11月3日は開館し、翌日休館)。11月9日まで。

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