神戸市は5月13日、神戸港・新港第1突堤(神戸市中央区新港町)で7月17日より開催される「神戸プラージュKOBE Plage 2010」の概要を発表した。
同イベントは、「仮設ビーチを整備し、マリンスポーツなどを中心としたイベントによりにぎわいをつくり出すとともに、都心部で市民や観光客がくつろげるような憩いの場を創出する」「新港西地区の魅力をPRし、今後の再整備を円滑に進める」ことを目標に開催するもの。テーマは「海と人との共生」。
5月中旬にインフラの整備を開始、現在は人工砂浜や施設の整備にあたっている。会場には港の夜景が見渡せるダイニングレストランやカフェもオープンする予定。
新たに整備する約3,000平方メートルの人工の砂浜では、ビーチバレーやビーチサッカー、ビーチフラッグなどが楽しめる。ほかにも、クルージングヨットの船内公開やカヤックなどの講習会も開講する「マリンスポーツエリア」や、ミニSLやヘリコプター遊覧を行う「イベントエリア」など5つのエリアを設ける。
同実行委員会担当者は「砂浜に寝そべって潮風や波の音に身を委ねながら、『デザイン都市・神戸』のライフスタイルを体感できる今年限りのスポット」と話す。「神戸の中心・旧居留地や三宮や元町からも徒歩圏内にあり、西にメリケンパーク、ハーバーランド、東に神戸大橋とポートアイランドを一望できる、都心・ウオーターフロントならではの絶好の景観もおすすめ」とも。
開催は7月17日~8月31日の11時~22時予定(8月3日~9日は花火大会の準備・撤去で休み)。入場無料(一部イベントは有料)。会期中はJR三ノ宮駅付近と会場をシャトルバスで結ぶ。