神戸市は「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」で、現在神戸市域のライトアップ施設や各家庭の明かりを消灯する「ライトダウン」を呼びかけている。
同キャンペーンは神戸市が環境省の提唱に応じ、2003年より地球温暖化防止のため、ライトアップ施設や家庭の不必要な電気を消してもらうよう呼びかけているもの。今月20日から7月7日までをキャンペーン期間とし、特に今月21日(夏至)と7月7日(七夕)の20時~22時の2時間、明かりを一斉に消灯する「ライトダウン」を広く呼びかけている。
「ライトアップになれた一般の市民一人ひとりに対して、日ごろいかに照明を使用しているかを実感していただき、日常生活の中で温暖化対策を実践する動機付けを与えていく」ことを目的に行う同イベント。コンセプトは「一人ひとりに、とっておきの夜が待っている」。
キャンペーンの始まった2003年には2,300に満たなかった参加施設も、昨年7月7日の開催では8万5,000を超えた。今年も夏至のライトダウンには5万以上、七夕ライトダウンには4万7,000以上(各6月14日時点)の登録施設がある。兵庫県内では明石海峡大橋や三井アウトレットパークマリンピア神戸なども参加を表明している。
神戸市環境局担当者は「この機会に、照明をはじめとする電気機器の無駄な使い方がないかを振り返っていただき、地球温暖化防止のため、より一層の省エネに努めてほしい」と参加を呼びかける。
夏至ライトダウンは今月16日まで、七夕ライトダウンは7月2日まで、登録を受け付けている。