神戸電子専門学校(神戸市中央区北野町1)北野館本館前で7月12日、「ストップ温暖化!『打ち水大作戦2010』」が行われた。
同校を経営するコンピュータ総合学園が、地球温暖化問題について「できることからはじめる」をテーマにした「クールアース・ウイーク」の一環として行う同イベント。学生が主体となり、同校付近や北野・風見鶏の館付近、北野坂付近などで打ち水を行う。参加する学生の多くは浴衣を着て参加しており、見た目にも夏らしいイベントとなった。
開催は今年で4回目。同校進路アドバイザーの吉江真麻さんは「浴衣は学校所有のものと個人所有のものを持ち寄っている。留学生たちも当イベントに参加し、浴衣を着るのを楽しみにしていた」と話す。「温度の変化までは見ていないが、打ち水のお陰か少し涼しくなった気がする。みんなで一緒になってイベントをする機会が少ないので、楽しい」と笑顔を見せる。
参加した女子学生は「友だちと浴衣を着せ合うのが楽しかった。浴衣を着てバケツやひしゃくを持つと、それだけで夏が来たことを実感。涼しくなるように頑張って水をまきたい」と話していた。
今月13日15時~16時30分には同校北野館1階エントランスと地下2階で、音で涼しさを表現する「サウンドインスタレーション」を開催。期間中毎日、同エントランスではペットボトルのキャップを回収し、途上国の子どもたちへのワクチン代にする「エコキャップ活動」も展開している。
打ち水は毎日16時と17時の2回行う。雨天中止。今月17日まで。