三宮のメンズ・セレクト店が増床リニューアル-店内にくつろぎの空間も

リニューアルした店内地下1階の様子

リニューアルした店内地下1階の様子

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 神戸・三宮のメンズ・セレクトショップ「CINQUE CLASSICO(チンクエ クラシコ)」(神戸市中央区磯辺通4、TEL 078-221-2677)は9月12日、地階を増床しリニューアルオープンした。

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 同店は、神戸三宮でクラシコイタリアをベースにインポートと国産オーダースーツを展開するセレクトショップ。「ちょっと贅沢な普段着」をコンセプトに、「HERNO(ヘルノ)」「GUY ROVER(ギローバー)」「JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)」などのブランドを展開する。ターゲットは30~50代のファッションにこだわりを持つ男性。

 リニューアル前は1階(約15坪)のみの営業だったが、今回新たに地下1階(約20坪)を増床した。それにより、「AUBERCY(オーベルシー)」は国内一番の品ぞろえに、「ISAIA(イザイア)」「INCOTEX(インコテックス)」「LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)」「BARBA(バルバ)」は関西最多の品ぞろえとなった。1階ではニットやブルゾンなどカジュアルウエアを、地下1階ではスーツや靴などフォーマルウエアを展開している。以前から靴が好きだという同店オーナーの藤原義広さんは「靴は磨くと20~30年履ける」と、靴用のワックスも数多く取り扱い、クリームだけでも16色を取りそろえる。

 「洋服を販売するだけじゃなく、たくさんの方が集まるくつろぎの空間をつくりたかった」(藤原さん)という店内には、ソファとカウンターを設けた。地下1階のフィッティングルームには太陽光と同じように見えるライトも完備。リニューアルに伴い、スタッフも1人増やしたという。

 同12日~15日には、同店DMのデザインを手がけるコンテンポラリーアーティストの永井大作さんの作品展示即売会も店内で開いた。藤原さんと旧友のように仲のいい永井さんは、以前から同店の常連客。「藤原さんの人柄で、客同士が仲良くなる。仕事も違うメンバーを、藤原さんが『チンクエクラシコ』を通してつなげてくれている」と明かす。

 藤原さんは「この店は手作りの店。仕入れ、販売、陳列と全て自分でやる。自分の選んだものの素晴らしさを、自分の言葉でお客様にお伝えできるのはこの上ない幸せ」と話す。「商品はだいぶ集まってきた。あとは商品に負けないくらいお客様へのサービスを充実させていきたい」とも。

 営業時間は12時~21時。

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