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生田神社で節分祭-ボクシング長谷川穂積選手や女子プロ野球選手が豆まき

ゲスト、福男、福女が豆をまく櫓の前には多くの参加者が集まった

ゲスト、福男、福女が豆をまく櫓の前には多くの参加者が集まった

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 三宮の生田神社(神戸市中央区下山手通1)で2月3日、「生田神社節分祭 節分豆撒き神事」が行われた。

豆をまくWBC世界バンタム級チャンピオン長谷川穂積選手

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 同神社の冬の風物詩ともいえる同神事は、ゲスト、福男、福女が特設する櫓(ろ)の上から豆まきを行うもの。今年は卯(うさぎ)年生まれの人が当たり年になり、福男・福女として奉仕する。

 今年は、WBC世界バンタム級チャンピオン長谷川穂積選手と所属する真生ボクシングジムのメンバーや、沖縄プロレスのスペルデルフィン選手などのゲスト約150人が参加。元WBC世界スーパーフライ級チャンピオン徳山昌守さんも妻・インスさんと参加した。ほかにも兵庫県を本拠地として2010年より日本女子プロ野球機構に参入した女子プロ野球チーム「兵庫スイングスマイリーズ」の選手と球団マスコットキャラクター「スインビット」、ヴィッセル神戸のマスコットキャラクター「モーヴィー」、今シーズン開幕戦に名前が発表されるオリックス・バファローズの新マスコットキャラクターも参加。ゲストは「鬼は外、福は内」の大きな掛け声とともに用意された「福豆」をまいた。

 参加者は、福豆を一つでも多く手に入れようと高く上げた手を大きく広げ拝殿前に詰め掛けた。「こっちに投げて」と叫ぶ参加者に「任せとけ」とゲストが返す場面も。友人と3人で来ていた参加者の女性は「昨年より1袋多く取れた。長谷川選手の投げた豆が欲しかったが取れなかった」と悔しさをにじませた。

 豆まき前には、元タカラジェンヌの風さやかさんが「奉納ライブ」を開催。2009年の生田神社本殿改修に合わせて制作した記念ソング「生田の杜音頭」や、宝塚歌劇団の定番ソング「すみれの花咲く頃」、ミュージカル作品「ベルサイユのばら」の主題歌「愛あればこそ」などを熱唱し、会場を盛り上げた。

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