神戸元町周辺で10月4日より、「KOBE MOTOMACHI MUSIC WEEK」が開催される。
同イベントは、1998年に神戸元町商店街の商店主有志が始めたもので、今回で11回目。期間中、ショッピングやグルメなど気軽に市民が集う商店街の「ストリート」「ホール」「喫茶店」で多彩なジャンルの演奏が繰り広げられる。
「ホテルオークラ神戸」(中央区波止場町)、「エスタシオン・デ・神戸」(弁天町)、「神戸風月堂ホール」(元町通)など10カ所のホール会場のほか、ストリートにも元町商店街内「3丁目グレゴリーコレ前」「4丁目こうべまちづくり会館ロビー」など10カ所もコンサート会場を設ける。
音楽のジャンルは、クラシックやシャンソン、ハワイアンなどさまざまで、楽器もピアノやバイオリン、フルート、マリンバなど多種に及ぶ。
今年のテーマはブラジル移住100周年を記念し「希望の船出」。同実行委員会担当者は「音楽イベントには素人の集まりだが『音楽が好き』『元町が好き』だから知恵を出し、力を合わせて取り組んでいる。手づくりを大切に、手のぬくもりを何より大事にしている」と話す。「『神戸の良さが元町に』をモットーに、さらに市民に愛され親しまれるよう開催する」とも。
今月12日まで。