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「1万人の大宴会@神戸」成功裏に終了-126店が神戸の一夜彩る

発起人のマネシ・グルラジャニさんと幹事会メンバーの頭井秀市さん

発起人のマネシ・グルラジャニさんと幹事会メンバーの頭井秀市さん

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 活気が失われた「神戸の夜」を盛り上げようと活動する神戸活性化プロジェクト「KYKK(金曜の夜は神戸で決まり)」が9月9日夜、「1万人の大宴会@神戸」を神戸ファッションウィーク実行委員会と共催で行われた。

イベント終了後の幹事会メンバー集合写真

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 メーン会場の「クラブ月世界」(神戸市中央区下山手通1)、サブ会場の「KITANO CLUB“sola”」(北野町1)、「STORK.」(東灘区)、「troopcafe」(北長狭通2)、「Music zoo 太陽と虎」(琴ノ緒町2)も含め、最終的には126店舗が協力し、神戸の夜はかつての活気を取り戻した。

 「KYKK」は、阪神・淡路大震災後で元気をなくした神戸を盛り上げるため、地元有志が2006年3月に発足したプロジェクト。隔週の金曜日に互いに神戸の飲食店を紹介する形でパーティーを実施しており、東日本大震災が発生した2011年3月11日にもイベントを計画していたという。東北の惨状を知って一時は自粛ムードも漂ったが、「関西が元気をなくして自粛していてもはじまらない」「われわれがバリバリ働いて、お金を使って明るいニュースをたくさん作っていこう」「阪神・淡路大震災を経験したわれわれだからこそ東北に関心を持ち続け、現地に元気とお金を届けよう」との思いから、今回の拡大イベント開催に至ったという。

 通算108回目となる当日は、メーン会場とサブ会場だけで約1300人が集まる盛況となった。友人に誘われて参加したという30代女性は「大好きな神戸を盛り上げるすてきなイベントに参加できてうれしい。ぜひ次回も友人を誘って参加したい」と話していた。協力店からは「今までに来たことがないお客さまが大勢来店し、オープン以来最高の売り上げにつながった」との声も。

 幹事会メンバーの頭井秀市さんは「本当にたくさんの『笑顔』がある夜になった。この日を迎えられたのは、神戸ファッションウィーク実行委員会、各会場・協力店、ボランティアスタッフの皆さん、その他協力いただいた方など、たくさんの思いがあったからこそ」と話す。来年については「全くの白紙だが、開催する機会が与えられたならさらに盛り上がる一夜をプロデュースしたい」とも。

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