自転車イベント「むぃむぃサイクリング2011 in 神戸」が11月13日、神戸ハーバーランド「カルメニ」（神戸市中央区東川崎町1）横の「はねっこ広場」を中心に開催される。

ゲストは愛三工業レーシングチームのプロロードレーサー・中島康晴選手 ©SonokoTANAKA

　毎年、近畿ブロック各県のサイクリング協会が持ち回りで開催する「近畿サイクリングフェスティバル」の一環で開かれる同イベント。37回目となる今年は「神戸の真ん中でエコな風に乗ろう」をテーマに「出会い・ふれあい・語りあい、サイクリストの交流の輪を広げよう」をスローガンに掲げ、兵庫県が主管。各地からサイクリストが集まり、「ルールとマナーを守って安全運転」を心掛けて街中を走行する。

　コースは、はねっこ広場をスタートし、神戸空港を折り返し、みなとのもり公園（小野浜町）をフィニッシュとする「神戸空港ルート」（約20キロ）と、はねっこ広場をスタートし「能福寺」「兵庫大仏」「清盛塚」を観光する「平清盛歴史ルート」（約5キロ）の2コースを設定する。参加資格は特にないが、ヘルメットの着用は必須。ベルと前後にブレーキを備えて安全に整備された自転車なら車種は自由。タイム計測や表彰、コースの車両通行規制などは行わない。

　当日は、兵庫県サイクリング協会の片山秀昭理事長による自転車講習会（10時～）のほか、10月21日に中国で開催されたレース「ツアー・オブ・ハイナン」でステージ優勝した愛三工業レーシングチームのプロロードレーサー・中島康晴選手をゲストに迎え交流会などを行う。

　同イベントを機に同協会公式キャラクターも誕生。来年1月に開催されるイベント「KOBE de 清盛2012」と六甲牧場のヒツジにちなんだデザインで、会場でグッズの販売も予定する。同キャラクターのデザインは、神戸出身のサイクルイラストレーター・ウエツキチエコさんが手掛けた。

　片山理事長は「今回は、1994年に淡路島で開催して以来の県内でのJCA（日本サイクリング協会）行事。神戸の『歴史と文化』『レトロとハイカラ』を子どもから大人まで楽しめるコースになっている」と笑顔で話す。「今年から神戸を拠点に新生『兵庫県サイクリング協会』として発足した。来年はどんどん新しいイベントを企画していきたい」とも。

　受付時間は9時30分～13時。参加費は、「神戸土産付きコース」＝2,000円、「走るだけコース（オリジナルシール付き）」＝500円（いずれも保険料を含む）。イベント参加方法などはホームページで確認できる。