神戸・生田神社(神戸市中央区下山手通1)を中心に10月29日夜、仮装パレード「第2回神戸ハロウィーンナイト 8時ダヨ!全員集合」が開催された。
活気が失われた神戸の街を盛り上げようと、昨年、神戸かいわいの飲食店など有志が集まり「神戸ハロウィーン」を企画。「古来港町として栄え異国情緒あふれるこの街に、今でも多くの外国人が住み生活している。そうした方たちや異文化交流に慣れ親しんでいる街の人たちと一緒に、街単位で神戸をハロウィーンで盛り上げようと思いついた」と話すのは、発起人であり「The Avery’s Irish Pub(エイヴァリーズ アイリッシュパブ)」(北長狭通1)マネジャーの田中良さん。
当日は、集合場所となった生田神社「楼門」前に、ピエロ、魔女、モンスター、ヒーロー、アニメなどの衣装を身に着けた人やカラフルでユニークなかぶりものを着けた参加者150人以上が集合した。一行は同所をスタートし、生田新道、北野坂、山手幹線、東門街、生田ロード、サンキタ通り、さんきたアモーレ広場(通称=パイ山)を、ゴミ拾いやキャンディー配りをしながら約1時間かけて練り歩いた。
愛犬のゴールデンレトリバーと参加した男性は「初めてコスプレを(犬に)させた。購入したデビルの衣装のサイズが小さすぎて腹巻きみたいになってしまった」と苦笑い。尼崎から親子で参加した女性は「偶然インターネットで見つけて楽しそうだったので親子で参加した。衣装もこのために新調した」と笑顔で話していた。
イベントの様子は11月5日より、協力店で写真ギャラリーとして展示する予定。