ボジョレ・ヌーボーが解禁された11月17日から、神戸市街地の飲食店でもさまざまな「コラボ企画」が始まった。
「LIBERal Oriente(リベラル・オリエンテ)」コラボ企画景品
三宮東門街にあるダイニング・レストラン「LIBERal Oriente(リベラル・オリエンテ)」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-321-6116)では、ボジョレ・ヌーボーを注文した来店客先着100人に帽子専門店「14+(イチヨンプラス)」(御幸通8)のワークキャップや、シルバーアクセサリー専門店「DAgDART(ダグダート)」(琴ノ緒町1)のペアブレスレットなどが当たるくじ引きを今月30日まで実施している。
「リベラル・オリエンテ」の濱本大吾店長は「思った以上の手応えで、仕入れたボジョレ・ヌーボーはなくなるかもしれないが、通常のグラスワインを注文いただいた方もくじに挑戦していただける」と話す。「アパレルやジュエリーといった異業種とのコラボ企画は今までなかった。これをきっかけに神戸を盛り上げていきたい」とも。
北野坂にあるバー「Bar Whirlybird(ワイリーバード)」(中山手通1、TEL 078-331-5810)では、三宮のワインバー「SIR-HIRAMATU(サーヒラマツ)」(北長狭通1、TEL 078-331-2357)と共同でスタンプラリーを開催。ボジョレ・ヌーボーを注文した際にもらえる2店舗のスタンプを集めると両店でドリンク1杯が無料で提供される。ボジョレ・ヌーボーが無くなるまで実施。
「ワイリーバード」の岩崎隆貴店長は「もともとボジョレ・ヌーボーを解禁日に飲むという慣習は、その年のブドウの出来を確かめ良いワインができるようにと始まったもの。ありがたく飲むのではなく、気軽に楽しく飲んでいただきたい」と話す。一方で、「以前に比べると神戸でもかなり盛り上がりに欠けてきているのが寂しい」とも。