11月1日にオープンを控えた「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」(神戸市中央区波止場町、TEL 078-371-1111)の内部が10月8日、報道関係者に公開された。
ホテルに入ってすぐのチェックインカウンターには「座ってゆっくりとチェックインができるように」(同社広報担当)と用意されたソファが並ぶ。同カウンターではウエルカムドリンクが出され、数種類の客室の香りを選べるウエルカムフレグランスも用意する。
全施設に完備したシャンデリアはすべてクリスタル製。全室に完備されている12面体のスピーカーからは「体中が包み込まれるような音」(同)が流れ、客室に完備されているものはiPodなどと接続することもできる。
同ホテル2階のラウンジ&バーには「STEINWAY&SONS」の3,000万円相当と言われるグランドピアノが置かれ、天気のいい日には神戸港を臨めるテラス席での飲食も楽しめる。また、同フロアにあるレストランでは地産地消にこだわった料理を提供する。
3階チャペルの面積は100平方メートルで、60人が収容可能。白を基調としたデザインで、こちらも天気のいい日には神戸港を臨めるテラスでフラワーシャワーや記念撮影が行える。11月第2週には一般の利用客初の挙式が予定されている。
11階にある「ラ・レーヌ スイート」は全てオーダーメードのオリジナル家具を使用。4人まで同時に宿泊可能で、1泊室料は231,000円。直径2メートルのジャグジーがあるバスルームは全て大理石で作られており、エステ台も完備している。テラス面積だけで100平方メートルある同スイートは総面積214平方メートルと、同ホテル内で最も広いスイートルームになっている。
営業・広報部のマネジャーの南出さんは「細部にまでこだわり、すべてにおいて最高級のホテル。お客様には2~3泊していただき、ホテルの中でゆっくりと過ごしていただきたい」と話す。「部屋数を多くすることだけを考えて効率よく立てれば、当ホテルはこんな形をしていない。全室テラス付きオーシャンビューにこだわった。宿泊のお客様にはぜひテラスに出て、心地よい神戸の風を感じてほしい」とも。