見る・遊ぶ 買う 暮らす・働く

元町6丁目商店街で「ものづくり」イベント-クリエーター27組が参加

右から、実行委員会の山根慎吾さん、片山喜市郎さん、寺迫智枝さん

右から、実行委員会の山根慎吾さん、片山喜市郎さん、寺迫智枝さん

  • 0

  •  

 神戸・元町6丁目商店街(神戸市中央区元町通6)で2月11日・12日、クリエーター27組によるイベント「第1回神戸クラフツアーケード」が開催される。

「第1回神戸クラフツアーケード」フライヤー

[広告]

 「ものづくり」をテーマに初めて開催する同イベント。バッグ・小物、帽子・アパレル、アクセサリー、生活雑貨など、神戸を中心に活動しているさまざまなジャンルのクリエーターが作品を展示・販売する。

 イベントの構想を手探りで練りはじめ、実際に始動したのは昨年10月。初開催が2月という寒い時期にもかかわらず多くのクリエーターが参加を表明し、さまざまな関係者の協力を得て開催にこぎ着けたという。

 出展するのは、バッグ・小物などの革製品「ロマンスステーション」、オーダーメードシャツ「トレイラーシャツ」、木工玩具「木のおもちゃ」、シューズアクセサリー「feliceto de kobe(フェリチェート デ コウベ)」、靴作りの学校「ハードワーカー」など。

 「クリエーターの方々にはお客さまとの会話や歴史ある商店街との交流を通じて『商い』というものを肌で実感してもらい、お客さまには『ものづくりの現場』を知っていただきたい」と同商店街のレザー小物店「STUDIO KIICHI(スタジオ キイチ)」代表で同実行委員長の片山喜市郎さん。同商店街の通行人は通常約9000人。当日は20~30代の男女をターゲットに約1万2000人の来場者を見込む。

 会場には「東日本大震災 被災地支援ブース」も設け、エコバッグなどのチャリティーグッズ(500円程度)を販売し、売り上げを全額寄付する。

 「イベントという一過性の展示販売で終わらせるのではなく、常に商品を販売できる環境を増やし、新たな可能性を持ったクリエーターが集まれる環境づくりを行いたい。ゆくゆくは元町6丁目商店街の空き店舗に誘致するなど、クリエーターのアンテナショップ出店につなげることができれば」と片山さん。「ぜひともイベントを成功させて、神戸を代表する定例イベントにしていきたい。会話を通じて出会い・絆が深まる活動になれば」とも。

 開催時間は11時~18時。詳細は公式サイトで確認できる。

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース