フェリシモが主催する神戸学校講師にクリエーティブ・エディターの藤本智士さん

フェリシモ神戸学校135回ゲストの藤本智士さん

フェリシモ神戸学校135回ゲストの藤本智士さん

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 通販業界大手のフェリシモ(神戸市中央区浪花町)が主催する「神戸学校」が7月12日、エスパスフェリシモホール(須磨区)で開催された。

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 今回のゲストはクリエーティブ・エディターの藤本智士さん。「『ふつう』であることの魅力~新しい『ふつう』を求めて~」をテーマに、第1部はライブエディティング、第2部は質疑応答が行われた。第1部では藤本さん自ら会場を歩き回り、参加者の「普通」についてインタビューを行い会場を盛り上げた。第2部では参加者の質問に藤本さんが答える形式で進められ、「今までどんな仕事をしてきたのか?」という質問に対して「最初は小説家になりたかった。ものを書く仕事から始めようと思った」とこれまでの経緯を明かした。

 藤本さんは2006年に創刊した雑誌「Re:S(りす)」(Re:Standard magazine)編集長。「あたらしい『ふつう』を提案する」というコンセプトで編まれた「Re:S(りす)」では、一つのものについて、いくつもの物語を集め、そのもののあり方についてじっくりと考えてみるといった、多様な視点から一つのものについて徹底的に問い直す誌面づくりが行われている。「いろいろな雑誌が面白くなくなっている中で、言いたいことを言い切るメディアを作りたいと思い『Re:S(りす)』を創刊した」と藤本さん。

 フェリシモの主催する「神戸学校」は1995年の阪神淡路大震災をきっかけにスタートし、今回で135回目を数えた。

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