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無料ミュージックフェス「COMIN’KOBE」開催-神戸ご当地アイドルも

「竹内電気」とコラボ出演する「KOBerrieS♪(コウベリーズ)」

「竹内電気」とコラボ出演する「KOBerrieS♪(コウベリーズ)」

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 神戸ポートアイランドのワールド記念ホール(神戸市中央区港島中町6)と神戸夙川学院大学(港島1)で5月5日、無料ミュージックフェスティバル「COMIN’KOBE12」が開催された。

「COMIN’KOBE12」の会場に咲く「シンサイミライノハナ」

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 同フェスは、2005年に神戸市がテーマとして掲げていた「震災10年 神戸からの発信」に基づき神戸の活性化を目指して開催された野外チャリティーライブ「GOING KOBE」が前身。その後、同じ名称で5年間開催され、震災から15年目に「COMIN’KOBE」に変更された。

 阪神・淡路大震災がきっかけで始まり「被災地支援」や「震災について考えるきっかけをつくること」をテーマに掲げる同フェスには、神戸に縁のある「ガガガSP」「ワタナベフラワー」のほか、円広志さん、「FUNKIST」、「荒川ケンタウロス」、「THE冠」、リバーシブル吉岡さんなど総勢130組以上のアーティストが出演。約3万人の観客が12ステージで繰り広げられた公演に足を運んだ。

 会場では、東日本大震災チャリティーとして募金活動と「05:46→14:46」の文字が刻まれたリストバンド(500円)を販売。同アイテムは、東日本大震災と阪神・淡路大震災の発生が「分」の単位で同時刻であったことを捉え、神戸の気持ちが東日本とともにあることを象徴するフレーズとして発案されたもの。当日販売された約2200個の売上金は全て、東日本大震災の義援金として寄付される。「震災ヴィレッジ」スペースには、「シンサイミライノハナ」「減災デザインプロジェクト」「EASTLOOPプロジェクト」「3.11 市民が撮った震災記録 写真展」などのブースも設けられた。

 同イベントには、3月17日に誕生したばかりの神戸ご当地アイドルユニット「KOBerrieS♪(コウベリーズ)」が初登場し、ポップバンド「竹内電気」の楽曲「MONSTER」でコラボ出演した。同ユニットの金子茉由さんは「多くのお客さんが盛り上がってくれてうれしかった。4月7日からレッスンを始めて今日のお披露目まで短期間だったが頑張って練習した」と笑顔で話す。同バンドのリーダー・竹内サティフォさんは「今回のコラボは2月にリリースしたアルバムの楽曲PVの振り付けがアイドルっぽかったから。当日初対面だったが、一生懸命でけなげな娘たちでした」とほほ笑む。

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