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神戸・元町の老舗帽子店がリニューアル-新店長は「楽しみ半分、緊張半分」

「帽子に囲まれて働けることが幸せ」と話す小林店長

「帽子に囲まれて働けることが幸せ」と話す小林店長

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 神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」近くの老舗帽子店「帽子専門店 神戸堂」(神戸市中央区三宮町3、TEL 078-331-3565)が改装を終え、7月1日にプレオープンした。8月19日に秋冬物をそろえグランドオープンする。

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 同店は1948(昭和23)年に開業。66年間務めた前店長が体調を崩し閉店の危機にあったが、オーナー企業の変更に伴い、以前から前店長と親交のあった小林大祐さんを新店長に迎え、プレオープンした。プレオープンにあたり、6月15日に一時閉店、壁紙の張替や床のメンテナンス、什器の入れ替えをするなど一部リニューアルした。

 広さ約14坪の店内には、ハットやキャップ、ハンチングなど春夏物約350型・約600アイテム、8月のグランドオープン後は約300型・約1200アイテムの秋冬物の帽子を扱う予定。神戸では同店のみで扱うブランドも多く、「Borsalino(ボルサリーノ)」や「KAMINSKI(カミンスキー)」、「GREVI(グレイビー)」など、30~40ブランドの商品が並ぶ。帽子に付けるバッジや羽も扱う。

 帽子のサイズの微調整や、型直しも受け付ける同店。グランドオープン後はリボンの付け替えなども利用客のニーズに合わせて行っていく予定だという。

 小林店長は「楽しみ半分、緊張半分という心境。帽子が好きでこの業界に入り、帽子屋になれるのは大きな喜び。帽子に囲まれて働けることが幸せ」と話す。「前店長は老舗の名店長と呼ばれる方だったので一日でも早く近づきたい。評価していただくのは常連のお客さま。すぐに満足してもらえるとは思わないが、日々勉強させていただきたい」とも。

 営業時間は10時~20時(グランドオープン後は19時まで)。グランドオープンまでは春夏物のセールを実施する(一部除外品あり)。

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