神戸の沖縄料理店「卑弥呼」(神戸市中央区下山手通1、TEL 078-321-2929)が9月9日、オープン10周年を迎えた。
「みそのビル」の5・6階にある同店を経営するのは、7店の沖縄料理店などを運営する「ワールド・ワン」(中山手通2)。沖縄直送の食材と和食を融合した「ワンランク上」の料理を目指し、きめ細かいサービスとホスピタリティーを心掛けてきたという。
店舗面積は約50坪。テーブル48席、カウンター8席、座敷28席、個室2室を用意。店内は、本物の琉球がわらを使った屋根などを施し、沖縄の首里城をイメージし仕上げたという。店名は、「食べて健康になる」時代の象徴だった「卑弥呼」の名を冠した。
「おすすめ」メニューは「幻のあぐー黒豚しゃぶしゃぶと沖縄料理食べ放題」(120分間、2,680円)、「あぐー豚と旬野菜のせいろ蒸し」(1人前、1,760円)、「あぐー豚のゴーヤちゃんぷる」、「名物!あぐー餃子」(以上480円)など。ドリンクは「沖縄オリオンビール」(525円)、琉球泡盛各種(294円~)、琉球ハーブ茶各種(294円)、琉球ハイボール(399円)などを取りそろえる。
今月12日には、10周年記念イベント「かりゆし祭り」を開催。「沖縄プレミアム食べ放題・飲み放題」のほか、沖永良部島出身の宗村敏作(そうむらとしおき)さんによる「お祝い三線ライブ」などが開かれた。今月末までは、レジ前に屋台を設置し沖縄物産市場を開く。
奥村麻衣店長は「周囲に多くの店がある中、10年続けてこられたのは支持してくださったお客さまのおかげ。これからも笑顔あふれる店を心掛けたい」と話す。
営業時間は17時~24時(金曜・土曜・祝前日は16時~)。