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神戸から東北へ-ファミリアとNPOがベビーカー寄付プロジェクト

ベビーカー支援プロジェクトを立ち上げたファミリアの岡崎忠彦社長とBERTの片山敬済代表ら

ベビーカー支援プロジェクトを立ち上げたファミリアの岡崎忠彦社長とBERTの片山敬済代表ら

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 ベビー子ども服メーカー「familiar(ファミリア)」(神戸市中央区相生町1)とバイクの機動力を生かした民間レベルの緊急災害対策チームNPO法人「BERT(バート)」による共同復興企画「ベビーカー支援プロジェクト」の申込受付が3月25日、始まった。

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 東日本大震災で被災した子育てママたちの一日も早い復興に願いを込めて立ち上げた同プロジェクト。東北3県(岩手県、宮城県、福島県)在住(東日本大震災当時在住者を含む)で、妊婦または現在子育てをしている人へ展示用などのベビーカー67台をプレゼントする。

 募集条件は、フェイスブック内に開設予定の「ファミリア育児日記(仮)」に週1回程度(約1年間を予定)、記事の投稿が可能な人。申込フォームに100文字程度のメッセージを記入してもらい、ベビーカーを利用する本人からの応募のみ受け付ける。

 ベビーカー商品名と台数は、「VOLO」=2台、「Triumph」=24台、「Quest」=41台。全国145のファミリア各店でメンテナンスサービスも利用できる。

 同メーカー海外業務課の林良一課長は「阪神大震災で被災したくさんの方々に助けていただいた企業として、東北被災地に何かできないかと考えながらもなかなか大きな行動を起こせていなかった。今回のお渡しが少しでも復興の一助になれば」と話す。

 応募はBERTのホームページから受け付ける。4月30日まで。募集台数を超えた場合は抽選。

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