大丸神戸店(神戸市中央区明石町、TEL 078-331-8121)8階に5月29日、「ゆかたギャラリー」がオープンした。
7月中旬から夏祭りや花火大会の開催が本格化するため、同店では6月下旬~7月上旬にかけてもっとも需要があるという浴衣。6月に入ると下見客の姿も見られるという。
昨年は前年対比5%増と売り上げが好調に推移、今年もさらに前年対比5%の売り上げ拡大を狙う。売り場面積は昨年の倍近くの約50坪で、レディス(2万9,400円~)、メンズ(2万6,250円~)合わせて約30ブランドがそろう。レディス浴衣は金魚やアサガオなどの古典柄をはじめ、幾何学模様なども扱う。
「今年の注目はメンズ浴衣」(同店広報担当の長谷川眞之さん)と、売り場には「斬新」(同)なコーディネートを施したマネキンが立つ。20代男性をターゲットに据え、背中に「セックスピストルズ」のプリントがある浴衣にはインナーにTシャツ、足元には靴、頭にはストローハットを合わせた。
「デニム素材やジャージー素材の浴衣は、和服というより洋服に近い生地感。昔からある作法に沿った着方ではなく、自由に浴衣を楽しんで」と長谷川さん。「花火大会などでは女性の浴衣姿は見かけるが、男性は少ない。せっかくのイベントなので自分らしい遊び心を取り入れたスタイルで浴衣デートを楽しんでみては」とも。
営業時間は10時~20時。