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神戸のスペイン料理店「La Luna」が9周年-スペイン情報交換の社交場として

店主・吉野道夫さん(右から2番目)とスタッフら

店主・吉野道夫さん(右から2番目)とスタッフら

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 神戸・トアロード近くのスパニッシュ タパス バル「La Luna(ラ・ルナ)」(神戸市中央区下山手通2、TEL 078-391-8353)が6月7日、9周年を迎えた。

店内のカウンター席

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 店舗面積は40平方メートル。席数はテーブル8席、カウンター12席を設ける。赤色の天井と黄色などを基調とした店内はスペインのタイルや白い石のカウウターを使い本場スペインの店舗スタイルにこだわる。白い壁面を利用した個展なども不定期に開いている。

 留学をきっかけにスペインに魅了されたという店主の吉野道夫さん。スペインのフード・ドリンクの提供だけでなく現地の情報・音楽・文化などのリアルな情報交換の社交場として「自分が行きたい店」をつくったという。店名は「月」を意味し「自身では光ることができないが、太陽であるお客さまの光によって輝いていけるようなルナでありたい」という思いで名付けた。

 人気メニューは「えびのアヒージョ」(600円)、「マッシュルームのバター焼き黄身添え」(980円)、「イベリコ豚の生ハム」「スペイン産チーズの盛り合わせ5種」(以上1,480円)など。ドリンクは自家製サングリア(700円~)、スペイン産ワイン(600円~)、常時40種類を取りそろえる「シェリー酒」(600円~)、スペイン産ビール(600円~)などを用意する。

 吉野さんは「スペインの食材だけでなく日本の食材も取り入れ、現地で好まれているフードメニューをリアルな味付けで提供し、気軽に食べていただける『バル』として9年続けることができた」と振り返る。「まだまだ知られていないスペインがあるはず。これからももっと皆さまにスペインを伝えていけるよう努力したい」とも。

 営業時間は17時~翌3時。

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