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神戸海洋博物館で「KOBE de 清盛」展示物再公開-「神戸・清盛隊」登場も

福原京を再現したジオラマ模型を紹介する神戸・清盛隊の平清盛、知盛、敦盛

福原京を再現したジオラマ模型を紹介する神戸・清盛隊の平清盛、知盛、敦盛

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 神戸・メリケンパークの神戸海洋博物館(神戸市中央区波止場町、TEL 078-327-8983)2階展示ギャラリーに6月12日、神戸・清盛隊の平清盛、知盛、敦盛が登場した。

平清盛座像前で記念撮影に応じる神戸・清盛隊の平清盛、知盛、敦盛

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 神戸港振興協会が運営している同館では現在、「KOBE de 清盛2012」ドラマ館で展示されていた一部展示物を再展示。福原京を再現したジオラマ模型や大河ドラマ「平清盛」でも使用された福原京再現CG制作を紹介するパネルなどを公開している。館内のマリタイムシアターでは福原京再現CGを映像化した「平清盛の夢」(約12分間)、「幻の福原京」(約3分間)も上映。屋外には、「KOBE de 清盛2012」歴史館の蝶文広場にあった舟型ベンチも移設されている。

 当日は、平日にもかかわらずブログやツイッターでの告知を見た多くのファンが来館。平清盛、知盛、敦盛は、ジオラマ模型やマリタイムシアター、平清盛座像前での記念撮影に応じた。屋外の舟型ベンチでは、歴史館の蝶紋パネル片付けの際に敦盛が付けた傷の場所を探し記念撮影する場面も。3人の軽快なトークに来館したファンからは笑いが絶えなかった。

 棟梁(とうりょう)・清盛は「『KOBE de 清盛2012』が終わってしまい、展示物が無くなってしまうのかと思うとりましたが、『神戸海洋博物館』と『兵庫津歴史館・岡方倶楽部』で形を変えて残してもらえた。ぜひ足を運んで『神戸と清盛のつながり』『海と清盛のつながり』を見てもろうて、これからも皆さんの心の中で大事にしていただければと思うておりまする」と話した。

 同館は、1987(昭和62)年に神戸開港120年を記念して近代神戸港発祥の地メリケンパークに開館。「大海原を駆ける帆船の帆と波」をイメージした白いスペースフレームの大屋根が特徴で、神戸港の歴史や船の仕組みなどについて展示している。神戸で1世紀以上の歴史を持つ川崎重工グループの企業ミュージアム「カワサキワールド」を併設し、初代0系新幹線やヘリコプター、モーターサイクルの実物などを展示。神戸港のシンボルとして多くの人に親しまれている。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜定休(祝日の場合は開館翌日に振替)。入館料は、大人=500円、小・中学生=250円。

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