神戸・南京町筋北側にあるフランス料理店「BRASSERIE L’OBABON（ブラッスリーロバボン）」（神戸市中央区元町通1、TEL 078-381-6469）が7月14日、1周年を迎えた。

ランチは日替わりで提供

　店舗面積は20坪。テーブル席30席とスタンディングカウンターを用意し、35人までの貸し切りパーティーにも対応する。店内は深緑を基調に、革張りの赤いソファや丸い間接照明を用いて、伝統的なパリにあるブラッスリーのような内装に仕上げ、「フランスの心地良い音楽が流れ、フランスの人たちの日常が楽しめる雰囲気」を演出する。店名の「L’OBABON」は、フランス語の定冠詞「LE」と店主・小場佐慎也さんの幼少期のあだ名「オバボン（OBABON）」、フランス語で「良い」という意味の「BON」を合わせた造語。

　フランス各地の郷土料理をラインアップ。ランチは日替わりで「本日のお肉料理」「本日のお魚料理」（以上980円）、「本日のロバボンプレート」（1,100円）などを取りそろえ、メーン料理に前菜またはデザートが付くセット（1,650円、プラス450円でスープが付く）を提供する。単品は「ラタトゥイユ」（550円～）、「前菜の盛り合わせ」（1,350円）、「キッシュロレーヌ」（750円）、「ブルゴーニュ風エスカルゴ」（950円）、「マグレ鴨胸肉のロースト」（2,350円）など。ドリンクは、300円～1,400円で提供し、ワインは常時60種類以上を用意する。

　「フランスのさまざまな要素が好きで、飲食の仕事を通じて少しでも本場フランスの文化を表現したかった」という小場佐さん。「非常に多くの人と関わってきた中で、自分の『人間力』を実感した1年だった」と話す。「料理、サービス、メニューなどディテールまでフランスにこだわり、確実に本場フランスをしっかりと踏襲した店づくりをぶれずに継続していきたい」とも。

　営業時間は11時～23時。火曜定休。