ワッフルケーキ専門店「ワッフル・ケーキの店 R.L(エール・エル)」が9月1日より、神戸の女子大生と共同で開発した新作ワッフルケーキを販売する。
同店を運営するのは1989年5月に建築設計事務所として創業した「新保哲也アトリエ」(本社=神戸市中央区加納町4、TEL 0798-70-0001)。「建築だけでなく家具や食器、皿の上の食べ物までをデザインしたい」と考えていた同社社長で建築家の新保哲也さんが1991年、尼崎市武庫之荘に1号店をオープン。日本人の感性で新たに創り出した「日本のワッフル」を世界に広めるため国内のほか海外にも店舗展開し、現在は全国世界で65店舗(8月15日現在)を運営する。
神戸のワッフルケーキ専門店として、「よりおいしいワッフル」を作るため、数々の菓子店が軒を連ねる「スイーツの街」である神戸の大学に通う女子大生と共に、看板商品「ワッフルケーキ」のコラボ商品を開発。「秋のワッフル」をテーマに商品案を募集し、選ばれた学生との試食会を経て、「より客目線に近く、若い感性を持つ個性豊かな5つの案」を商品化した。
コラボ商品は、「洋なしタルト」「まろんあーもんど」(以上137 円)、「アップルショコラ」(126 円)、「ほっくりマロン」「キャラメルパンプキン」(以上116 円)の5種。市内では、神戸本店(加納町4)、神戸そごう店(小野柄通8)、神戸ハーバーランド店(東川崎町1)、神戸北店(北区)など各店で販売する。
広報担当の定藤悠さんは「女子大生とのコラボ企画は今回初めての試み。これまでにない商品案を表現するのに苦戦した場面もあったが、試食会を通して意見を交わしながら良い商品ができた。若い感性を生かし、味だけでなく見た目やネーミングにもこだわったコラボ商品をぜひたくさんの方にお楽しみいただきたい」と話す。
商品開発に参加した神戸女子大学の谷本衣織さんは「実際に試食会で分かったことも多く、とても良い経験になった。自分たちが考えたワッフルが商品化されて幸せ!」と笑顔で話していた。
販売は9月30日まで。