そごう神戸店(神戸市中央区小野柄通8、TEL 078-221-4181)本館3階婦人服売り場に9月4日、洋服・雑貨のセレクトショップ「Maison de Rose(メゾン ド ロゼ)」がオープンした。
「おしゃれで感性豊かな文化が根付く街・神戸」を好む女性をイメージし「『KOBE』×『ドレスアップする日常』」をキーワードに、「上品さ・やさしさ・心地よさ」をプラスする20社約30ブランドの衣料、衣料雑貨、生活雑貨を販売。キーワードのフィルターを通し独自の売り場編集で、「洗練された神戸エレガンス」を発信し、ファッションライフスタイルを衣食住トータルに提案するショップを目指す。
オープンに際し、ターゲット顧客に近い20代後半~40代の女性社員から、ファッションコーディネーター統括の下、婦人服バイヤーや婦人服売り場担当社員、食品・洋菓子売り場担当社員、販売促進スタッフの計8人による「メゾンドロゼ プロジェクト」を結成。ブランドコンセプト、出店交渉、商品調達、売り場環境、販売オペレーション、販売促進など、独自のアイデアを持ち寄り、編集し、オープンに向けて準備を進めてきた。
売り場面積は122.2平方メートル。昼白色から電球色まで4段階に調光できるフィッティングルームを同店で初めて導入した。神戸旧居留地レディスセレクトショップ「カリアリ」、神戸老舗婦人帽子専門店「マキシン」、須磨の「林タオル」によるブランド「フランジュール」、ネクタイ専門ブランド「giraffe(ジラフ)」が出店するほか、婦人服売り場としては珍しい「カナスック」のデザインシュガー、「SOY&CO」のフルーツしょうゆ、「樽正本店」のフルーツコンポートなどの食品も取り扱う。
ショップチーフの川見沙耶香さんは「当店に来ていただければ、洋服から服飾小物までコーディネートできる品ぞろえになっており、『お持たせ』や大切な方へのギフトもそろえている」と話す。「当店本部から供給されるのではなく、プロジェクトメンバー自らが取引先へ交渉に出向き集めたこだわりの商品をご覧いただければ」とも。
営業時間は10時~20時。