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市民ファンド「ひょうごコミュティ財団」、公益認定で記念パーティー

専務理事の実吉威さん(右)と理事兼ファンドレイザーの永田譲蔵さん(左)

専務理事の実吉威さん(右)と理事兼ファンドレイザーの永田譲蔵さん(左)

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 市民ファンド「ひょうごコミュニティ財団」(神戸市中央区元町通6、TEL 078-380-3400)が11月7日、公益法人化を記念したパーティーを神戸風月堂ホール(神戸市中央区元町通3)で開いた。

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 企業や篤志家が設立し運用益で支援する従来型の財団と異なり、市民一人一人からの寄付金で設立する「市民ファンド」と呼ばれる新たな形態を取る同財団。兵庫県下に約2000ものNPOがあるため「どこに寄付したらいいかわからない市民とNPOをつなぎたい」と、兵庫県下のNPOや市民団体が中心となって3年前から準備を進め、今年6月6日に設立。県内全域を対象にした初の市民ファンドとして7月8日、兵庫県から公益認定を受けた。

 理事長に就任した下村俊子・神戸風月堂会長の、「自社と同じ元町商店街に事務所があるおかげで勉強させてもらってありがたい。どなたにも喜んでいただける財団にしていきたい」とのあいさつで始まった同パーティー。評議員の小森星児・神戸復興塾塾長の祝辞・乾杯に続き、声楽家・飯田美奈子さんの歌と筝曲家・永田恵子さんの演奏で和やかな雰囲気に包まれた。

 「いい活動をしているNPOや市民団体も、それを応援したいと思っている市民も増えてきているが、その両者をつなぎ合わせる団体が無かった」と専務理事の実吉威さん。「公益認定を取れたことで寄付金には税制優遇もあるので、ぜひ多くの市民・企業の方に活用いただきたい」とも。

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