神戸・トアウエストにある「ザックバランな古本屋・トンカ書店」(神戸市中央区下山手通3、TEL 078-333-4720)で2月1日より、ラトビア共和国在住の溝口明子さんによる写真展「SUBARUのラトビア便り。」が開かれる。
溝口さんは10年弱の公務員生活を経て、2009年9月に雑貨店「SUBARU(スバル)」(栄町通4)を開店。次第に主な仕入れ先であったラトビア共和国に魅せられ、2013年3月に実店舗を閉め、生活の比重をラトビアに移す。現在はラトビア雑貨の卸販売専門店として活動する傍ら、ラトビアに関する書籍の出版に協力するなど文化交流に励んでいる。
会場では、自然や伝統、建築物、ラトビア人とその暮らしぶりについて溝口さんが感じた魅力を写真を通して伝える作品約50点を展示。ラトビアの雑貨も展示・販売する。
溝口さんは「店仲間だったトンカ書店さんがラトビアに興味を持ってくれるようになり、お互いのタイミングがあった今回、写真展の場を提供してくださった」と開催の経緯を明かす。「日本ではあまりなじみのないラトビアという国だが、文化や伝統が奥深く、自然が美しく、素晴らしい人々のいる国。実際に生活してみてその印象が確信に変わった。そんなラトビアの魅力を少しでもお伝えできれば」とも。
開催時間は12時30分~20時(最終日は19時まで)。入場無料。火曜定休。2月14日まで。
2月7日20時30分より、溝口さんがラトビアで暮らして感じた魅力を紹介する「ラトビアお話会」を開催。日本に数本しかないクワクレというラトビアの民族楽器に触れることができる。参加費は800円(お茶付き)。