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神戸の炭火焼きダイニング「紀州屋」が11周年-幅広い世代にサービスを

「紀州屋」店主の外畑光敏さん(中央)とスタッフら

「紀州屋」店主の外畑光敏さん(中央)とスタッフら

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 神戸・鯉川筋沿いの神戸牛ステーキ・地鶏の炭火焼きダイニング「紀州屋」(神戸市中央区下山手通3、TEL 078-333-3158)が2月20日、11周年を迎えた。

地元食材を中心に炭焼きを提供する同店

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 店舗面積は24坪。テーブル20席、カウンター8席、座敷10席を用意し、40人までの貸し切りにも対応。店内はスギの一枚板のカウンターなど木目を基調とし、ぬくもりのある落ち着いた空間を演出する。

 家族連れの客には目の前でバルーンアートを作りプレゼントするという店主の外畑光敏さん。神戸ハーバーランドのモザイクで10年間焼き鳥店の店長を務めていたころ、街頭でパフォーマンスをする大道芸人を見て、自身もバルーンアートを学び動物や花、剣などを作るようになったという。焼き鳥店を辞めてからは2年間店舗探しに奔走し、同店のオープンにこぎ着けた。現在は、国内外からの観光客のリピーターも多いという。店名は、外畑さんが和歌山出身であることから。

 最高級紀州備長炭を使用し、1000度の高温でうま味を閉じ込めて焼き上げる炭焼きは「神戸ビーフ」「神戸松風地鶏」「淡路の魚介や明石のタコ」など地元食材を中心に提供。ランチメニューは「神戸牛ランプ・イチボステーキセット(サラダ、みそ汁、ライス、香の物、デザート、コーヒーまたは紅茶付き)」(2,980円)、「淡路鶏のからあげランチ」(840円)など。

 ディナーは「神戸牛三種ステーキ(イチボ・サーロイン・ヒレ)ディナーセット(小鉢、サラダ、みそ汁、ライス、香の物、デザート付き)」(6,800円)や、炭火焼きは「黒豆の焼枝豆」(400円)、「紀州直送トロさばのみりん干し」(600円)、「神戸松風地鶏のもも焼き」(1,580円)、「白子のような紀州屋の手づくり豆富」(500円)などを用意する。

 カウンターで来店客と一緒に飲んでいる時もあるという外畑さんは「飲食業のように0歳から100歳まで幅広い世代にサービスできる仕事は他にはない。今後もおいしい食事と楽しい時間を提供していきたい」と話す。「ゆっくり飲んで楽しめる、地元に愛される店になれば」とも。

 営業時間はランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~23時。

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