神戸ルミナリエ組織委員会事務局は5月15日、2014年12月に開催する「第20回神戸ルミナリエ」の開催期間を発表した。
阪神・淡路大震災犠牲者への鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興や再生への夢と希望を託して震災の起きた1995年12月に初めて開催した同イベント。以来、同震災の記憶を後世に語り継ぐとともに神戸の希望を象徴する行事として、また神戸の冬の風物詩として開催されている。昨年度の開催では7年ぶりの増加となる約354万人が訪れた。
今年の開催期間は12月4日~15日の12日間で、開催場所は例年通り旧外国人居留地と東遊園地公園。具体的な計画は10月ごろ、デザインのテーマなどは決まり次第発表する予定だという。
前回開催時の決算見込みでは、収入の減少傾向が続く厳しい状況で単年度収入は赤字と発表。同委員会事務局の担当者は「これまで多くの事業者、市民・来場者の皆さまに支えられ継続開催することができたが、収入の減少傾向が続き非常に厳しい状況。年間を通して銀行振り込みによる募金とともに、公式ホームページでのウェブ募金への協力をお願いしたい」と呼び掛ける。