「Bar&Kitchen くつろぎ」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-595-9396)が7月から、夏季限定の「デビル」メニューを提供し地元客の話題を集めている。
「うまくて辛い。辛いけどもう一口食べたい料理」をコンセプトに提供する同メニューは、「デビル麻婆豆腐」、「デビル麻婆茄子」(以上880円)、「デビル炒飯」(780円)など8種類。辛いメニューを目当てに訪れる常連客も多く、一度オーダーするとリピート率も高いという。
構想2年を経て今年3月に神戸・三宮にオープンした同店は、東南アジアの海辺の屋台村をイメージ。店舗面積は25坪。席数はテーブル席16席とカウンターも。店内にはカジノ気分でブラックジャックが楽しめる「カジノコーナー」も備える。
オーナーの西山真二さんが知り合いの店舗経営者などに声を掛け、1店舗内で和洋中の居酒屋メニューと鉄板焼きをメーンに扱う店舗と本格的なバー、ハンバーガー屋「ジャンク」、串焼きなどを提供する「串Bon」のメニューが楽しめる店をオープンした。
バー店内では現在、「フローズンダイキリ」「フローズンマリガリータ」(以上900円)などのフローズンカクテルの注文が増えている。「串Bon」では「丹波地鶏お刺身3種盛り」(880円)「おまかせ串盛り」(5本580円 10本980円)が好評を博しているという。「手羽元を使った『丹波地鶏の爆弾チューリップ』(780円)や『オーストラリア産300g リブロースステーキ』(2,780円)もおすすめ」と西山さん。
ハンバーガーも夏季に合わせて新メニューを考案。3種類のチーズを使った「チーズソース、チェダー、ゴルゴンゾーラのチーズのバーガー」(1,180円)とサルサソースを使った「サルサバーガー」(1,080円)を提供している。
西山さんは「三宮にはいいものがあるのに小さくて突き抜けられない店が多い。お客さまを取り合うのではなく、みんなで共有することで三宮自体が活性化すれば。『人・活気・元気』をコンセプトに、それぞれがおすすめをもって、みんなで集客して、活気が自然と出てくるような雰囲気を大事にしたい」と話す。
「人と人とのつながりが希薄になっている現代だからこそ、店同士のつながりでお客さま同士の交流が産まれる店にできれば」とも。
営業時間は18時~翌5時(日曜・祝日は0時まで)。第2・第4火曜日定休。