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神戸のウィーン料理店、「ブレッツェン」を日本で初めてテークアウト販売

ショーケースに並べられた色とりどりの「ブレッツェン」

ショーケースに並べられた色とりどりの「ブレッツェン」

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 ウィーン料理専門店「Stadt Heurige 葡萄舎(シュタット ホイリゲ ぶどうや)」(神戸市中央区元町通1、TEL 078-321-7638)が神戸・元町への移転オープンを機に、オープンサンド「ブレッツェン(Brotchen)」のテークアウト販売を始めた。

マネージャーの冨田万里子さんと美術部長のNoritamaさん

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 ウィーンに魅せられて、ウィーンの田舎に見られるワイン居酒屋「ホイリゲ」のように気軽に立ち寄れる店を開きたいと約10年前、オーナーの冨田夫妻が東門街にオープンした同店。当時日本で知られていなかったオーストリアワインを気軽に飲める神戸唯一のウィーン料理専門店として営業を続けてきたが、10周年を機に、より気軽に立ち寄ってもらえるようにと南京街の路地裏に8月25日に移転。これを機に、ウィーンではワインに合わせて気軽に楽しまれている同メニューのテークアウトを日本で初めて開始した。

 テークアウトメニューは、黒パンにウィーンのフレッシュチーズ・トプフェンを載せたもの(180円~)、野菜ペーストを載せたもの(230円~)、総菜を載せたもの(300円~)など15種類をそろえる。

 店舗面積は10坪。1階はカウンター6席と立ち飲みスペース、2階はテーブル20席を設け、ウィーン料理を提供する。メニューは、チーズやハム・前菜の盛り合わせ「ホイリゲンプレート」(ハーフ1,100円、レギュラー1,900円)、仔牛(こうし)ヘレのカツレツ「ウィナーシュニッツェル」(ハーフ1,100円、レギュラー2,100円)など。

 ドリンクはオーストリアワイン8種を常時そろえており、がぶのみコップで提供(500円~)するほか、量り売り、白ワインの炭酸割り「ゲシュプリッツァー」(750円)、「グリューワイン」(700円)、ボトルワイン(3,000円~)などを用意。ランチタイムとディナータイムの間のバータイム(14時~17時)にもカウンターと立ち飲みコーナーで、ブレッツェンと共に気軽に楽しむことができるようにする。

 「神戸は人が皆大人で親切なところも、まちのコンパクトな感じもウィーンと似ている」と冨田万里子さん。「この店でウィーンのホイリゲのように気軽に料理とワインを楽しんでいただきたい」とも。

 営業時間は11時30分~22時。火曜定休(祝日の場合は翌水曜定休)。

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