三宮センタープラザ西館地下にある三宮市場内のグリルチキン専門店「ビストロ チキンチキン」(神戸市中央区三宮町2、TEL 078-331-1633)が10月1日、2周年を迎えた。
学生時代から通っていた老舗洋食店のグリルチキンの大ファンだったというオーナーの中崎香世さん。もともとサービス業の営業マンだったが、この料理に使われているオリジナルソースをもっと広めたいという思いから洋食店のシェフのアドバイスを受けながら研究。その後、退職し約2週間で同店の開店にこぎつけた。昭和レトロな雰囲気の三宮市場内で「グリルチキンのみの1品で勝負しよう」と決意は固い。
地下でありながら明るく、「主婦シェフ」と呼ばれる女性スタッフらが迎えてくれる温かみのある店内は、テーブル8席、カウンター6席を用意。来店客の8割が男性サラリーマンだという。主婦シェフらは、「家族のために、家のメニューを考えるようなイメージで野菜のほかバランスのとれた付け合わせを考え提供している。食材のほとんどを三宮市場で調達するので、鮮度の良い野菜を提供できる」と話す。
メニューは鶏モモ肉に秘伝の「神戸WAKU(わく)ソース」を絡め香ばしく焼き上げたボリュームのある「チキンランチセット(みそ汁・ご飯おかわり自由)」(830円)、「Wチキンセット」(1,130円)。テークアウトの「チキン弁当(みそ汁付き)」(800円)、「神戸WAKUソース」(680円)などを用意。ドリンクはコーヒー(320円)、ビール(500円)など。
中崎さんは「周りの人、スタッフたちに助けられ今がある。みんなに感謝したい。これからはお客さまの求めている商品の充実をはかりたいと共に、女性の職場進出に少しでも貢献できれば。今後のチキンチキンにぜひ期待してほしい」と話す。
営業時間は11時~16時。定休日は年末年始のみ。