神戸・三宮駅北側に10月4日、「喫茶・定食・酒場『食卓OUMA（おうま）』」（神戸市中央区琴ノ緒町5、TEL 078-231-0055）がオープンした。経営は、ライブハウス「KOBE太陽と虎」などを展開するパインフィールズ（旭通3）。

名物の「OUMAドリア」

　店舗面積は17坪。テーブル22席、カウンター5席を設け、最大25人までの貸し切りにも対応する。店内はカンパニーカラーの緑と木目を基調とし、サラリーマンから女性一人客まで幅広い年齢層の来店客がくつろげる空間を演出。ビルの2階部分にある同店の南側一面がガラス張りで、明るく開放感ある内装に仕上がっている。

　「おなかから心まで満たされる温かい家庭的な食卓」をコンセプトに、「気軽にいつでも喫茶・定食・酒が楽しめて家でくつろいでいるような自由な店」としてオープン。「午年にオープンしたうまい店」という意味を込めた「OUMA（おうま）」に駅前の「ちょっとよそ行きな家ごはん」を提供する店ということから「食卓」を付け足し「食卓OUMA」と名付けた。

　神戸にこだわりたかったというメニューには、ぼっかけ、そばめし、ホワイトソースが一体となった「OUMAドリア」（850円）、神戸牛と特製カレーを使った「OUMAカレー」（800円）、日替わりの「OUMA定食」（700円）、「ぼっかけ定食」（750円）、「トーストセット」（450円）、生地から手作りの「ぼっかけピザ」（900円）など。オーナーの松原裕さんは「どの時間に来店されても喫茶・定食・お酒を注文いただける便利な店。ゆくゆくはモーニングもしたいとたくらんでいる」と話す。

　ドリンクはソフトドリンク（400円～）、生ビール（450円）、酎ハイ（400円）、ウイスキー（500円）、カクテル（500円）、ワイン（グラス＝400円、ボトル＝1,800円～）などを取りそろえる。

　松原さんは「まだまだ生まれたての子馬だが、皆さんにかわいがってもらい立派なOUMAになりたい」と話し、店長の濱口美沙さんは「お客さまの温かい『いただきます』と『ごちそうさま』の言葉がうちのOUMAの好物」と笑顔で話した。

　営業時間は12時～翌5時。月曜定休（現役ミュージシャンが切り盛りするためライブの場合は臨時休業の場合あり。ホームページで要確認）。