加古川名物かつめし専門店「本家かつめし亭 三宮店」(神戸市中央区三宮町2、TEL 078-335-6869)が11月29日、三宮センタープラザ西館地下1階にオープンした。
店舗面積は10坪。テーブル16席とカウンター7席を用意。ガラス張りの明るい店内は茶色と白色を基調とし、女性の一人客や家族連れでも入りやすいように明るく開放感ある内装に仕上げた。兵庫県加古川市に本店を構える同店だが、「神戸方面からわざわざ足を運んでくださるお客さまも多い」ということもあり神戸に初出店。本店と同じスタイルで提供する。
看板メニューになっている「かつめし」のソースは35年間同じ味を守り続けており、豚骨と鶏ガラをブレンドし、さまざまな野菜も調合。まる2日じっくり煮込んで取ったダシをベースにカツと相性の良いとろみのあるデミグラスソースを提供しているという。同メニューは、「かつ=勝つ=喝」にちなんでKiss FM KOBEの番組「Kiss Music Presenter」の「本家かつめし亭がお送りする 悟の“喝!”のコーナー」も提供しており、試合や受験の験担ぎとしても知られている。
メニューは、A4ランク以上の国産黒毛和牛を使った「かつめし」(並=1,000円、大盛り=1,100円、ダブルかつ=1,400円、ダブルかつ大盛り=1,500円)、神戸牛を使った「極かつめし」(同=1,700円、同=1,800円、同=2,400円、同=2,500円)、「お子様かつめし」(500円)。全てのメニューは持ち帰りもできる。ドリンクは、ビール中瓶(500円)、ノンアルコールビール(300円)を用意。
同店代表の大下裕司さんは「まだまだメジャーとは言えない料理だが、まずは神戸の方々から知っていただきたい」と話す。「これからも伝統かつめしの味を守り続けたい。ぜひ験担ぎとしてもご利用いただければ」とも。
営業時間は11時~20時。