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神戸・モトロクに「TuKuRu」-空き店舗活用、ものづくりクリエーターの発信拠点に

NPO法人ソーシェアの東村奈保さん

NPO法人ソーシェアの東村奈保さん

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 神戸・元町6丁目商店街(通称=モトロク)に12月20日、「TuKuRu-ツクル-」(神戸市中央区元町通6、TEL 078-360-3316)がオープンした。

店内の様子

 神戸市が3年計画で推進する「地域商業活性支援事業」の補助を受け、元町6丁目商店街振興組合が計画する「空き店舗活用事業」の一環。同事業を通じ、ものづくりのクリエーターたちが活動を発信する拠点としての利用を見込む。管理運営はNPO法人ソーシェア(大阪府大阪市)。

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 同商店街が2012年から年2回定期開催している「神戸クラフツアーケード」の出展者や、関西・神戸から商品を発信したいクリエーターのためのギャラリー、販売スペースのほか、カフェ、コワーキングスペースを備える。

 ソーシェアの東村奈保さんは「店を作る前の段階からファンを作れば、出店時により愛着を持ってもらえるのでは」と話す。そのため、「楽しみながら参加してもらい店自体を作り上げる」市民参加型のワークショップを提案する。

 「壁面にしっくいを塗る」「壁面に黒板塗料を塗る」「床を塗る」など3回のワークショップを呼び掛けた所、のべ50人が参加し空き店舗を改装した。視察に訪れた久元喜造神戸市長もしっくいの壁塗りを楽しんだという。内装は学生のアイデアやデザインを積極的に取り入れ、開放的で木の温かみのある店内に仕上げた。

 1階の売り場兼カフェスペースの面積は約40平方メートル。主な取扱商品は、購入しやすい価格帯のアクセサリー、バッグ、衣類、バッグ、家具、革小物などを中心に20ブランドを委託販売する。今後も商品は増やしていくという。商品は180円から用意し、店内ではオーガニックのコーヒー(200円)も提供する。

 「今後は若手クリエーターとのワークショップやオーダー会など人が集い、つながり、発信し合える場を提供したい」と東村さん。「オープン後、たくさんのクリエーターが訪れ、情報交換を行い発信基地になっているという手応えを感じている。ただ単に物を売るだけではなく、この場所から何かを生み出す、人がつながっていくような場所にしたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。