「デート」をテーマに神戸の観光プロモーションを手掛ける「date.KOBE」プロジェクトが現在、「『date.KOBE』×バレンタインイベント」を3月15日まで展開している。

手をつなぐための手袋「GLOVERS」

　「阪神電気鉄道」「そごう神戸店」「さんちか」「SAN PLAZA CENTER PLAZA PLAZA WEST」「神戸・三宮センター街」「オーエス」「近畿タクシー」「六甲山観光」「デザイン・クリエイティブセンター神戸（愛称＝KIITO）」が共同で「神戸でのデートによるおそろいの思い出」をテーマに行う同プロジェクト。昨年2月に開催したキックオフイベント「DATE KOBE FESTA」に続く、商業施設、商店街、観光施設、公共交通機関、地元メディアの共同イベント第2弾で、デートの思い出を募集するほか、バレンタインにちなんだキャンペーンを各種行っている。

　神戸でのデートの思い出（デートログ）を各施設で募集し､集まったデートログは同プロジェクトのウェブサイトや各施設設置のパネルなどに掲載する。デートログ応募者には、「大好きな人と手をつなぐための手袋『GLOVERS』」を抽選で進呈する（3月15日まで）。さらに、同手袋が当選した人の中から希望者を募り、抽選で10組のカップルを3月14日に行う三宮コレクション出演に招待。同手袋をつけてランウェイを歩くことができ、カメラマンによる記念撮影を受ける事ができる。

　2013年5月に完成した「バレンタイン広場」（阪神電車御影駅南側）では、新たなバレンタインの聖地としてカップルが手をつないで愛を誓うことができるモニュメントをテーマにした「おでかけキャンペーン」も実施。同キャンペーンのチラシに阪神電車御影駅で専用スタンプを押印し、参加施設で買い物をすることで応募ができる（2月15日まで）。

　会期中、バレンタインフォトスポットを神戸市内各所に設置する。そごう神戸店本館9階催事会場「バレンタインチョコレートパラダイス」では、日本で初めてバレンタインチョコレートを販売し神戸市とイタリア・テルニ市との親交を深めた「モロゾフ」が所蔵する創業当時のカタログやテルニ市が神戸市に贈った「愛の像」レプリカのほか、バレンタイン広場にある聖バレンチノ教会モニュメントを再現している（2月15日まで）。2月14日には六甲山上展望台「天覧台」で、「六甲山ウィンター・フェスティバル」のプレイベントとして屋外にハート型モニュメントが登場。1000万ドルの夜景をバックに記念撮影ができる。

　同プロジェクト担当者は「応募いただいたデータの思い出を共有しデートログを広くお知らせすることで『神戸に行ってみたい』『体験してみたい』と思っていただければ」と話す。