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神戸に「まちの学校」大集合 「コミュニティカレッジ・バックステージ」初開催へ

イベントロゴと発起人の村上豪英さん(右)

イベントロゴと発起人の村上豪英さん(右)

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 神戸・元町のファミリアホール(神戸市中央区相生町)で4月11日、フォーラム「コミュニティカレッジ・バックステージ」が開催される。主催は、神戸モトマチ大学と、今回のフォーラム開催をきっかけに設立された「コミュニティカレッジ・コンソーシアム」(CCC)。

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 日本全国のコミュニティカレッジが一堂に会し、新しいアイデアを共有するため開く同フォーラム。2013年秋頃から「ソーシャル系大学」や「コミュニティカレッジ」の呼称で、各地で地域の活性化や人々のつながりを目指す学びの場が数多く生まれてきている中、それぞれの場で育まれてきた講義内容やネットワークの広げ方など、舞台裏(バックステージ)を互いに紹介することで、より高いレベルの学びの場を目指そうと企画した。

 「今から20年前の阪神・淡路大震災で、私たちは多くの教訓をいただいた。震災を経験した神戸だからこそ、地域力・地域の市民力を見つめなおすこのイベントを始めたいと思った」と、同フォーラムの発起人の一人であり、2011年6月に始まった「神戸モトマチ大学」の代表を務める村上豪英(たけひで)さん。全国約70校のコミュニティカレッジに声を掛け、北は仙台の「センダイ自由大学」から、南は沖縄の「なんじょう市民大学」まで計25校の関係者が参加することとなった。神戸からは、「春日野道経済大学」、「神戸モトマチ大学」、「灘大学」、「六甲山大学」の個性あふれる4校が参加する。

 当日は、基調講演として、対話を通じて協力を生み出し、未来の可能性を実現するために活動を続けるNPO法人ミラツクの西村勇哉さんが登壇。その後、ランチ休憩を挟み、「まなびかた」、「ひろげかた」、「つなぎかた」の3テーマに分かれて分科会を開催。その後、全員でパネルディスカッションを行い、交流会を予定している。

 村上さんは「『学び』というものを一つの媒介に、全国から多様な方々が参加され、ノウハウを共有する機会はこれまで無かった。お互いに必ず参考になることがあると思う」と話す。「来年以降も開催地を変えながら開催していきたい」とも。

 開催時間は、10時30分~18時。参加費は4,000円。学生は当日学生証持参で学割料金が適用される。定員は150人。申し込みは公式サイトから受け付けている。

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