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神戸・元町商店街に「八百屋番長」 淡路島玉ネギ農家が初出店

「淡路 八百屋番長 元町店」の店主・成井将悟さん

「淡路 八百屋番長 元町店」の店主・成井将悟さん

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 神戸・元町商店街5丁目に4月21日、淡路島の物産を扱う青果店「淡路 八百屋番長 元町店」(神戸市中央区元町通5、TEL 078-381-9639)がオープンした。

店舗外観

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 同店の看板商品「成井さんちの完熟たまねぎ」は、淡路島・洲本市出身の店主・成井将悟さんの農家を営む父・修司さんが手掛けた甘みが強く、辛味の少ない淡路島産玉ネギ。同商品はテレビ番組をはじめ、新聞や雑誌などに取り上げられ、今では全国各地に出荷されている。淡路島玉ネギの味を全国に広めた修司さんは、「玉ネギ作りに命を懸けた男」とまで紹介されている。

 同商品は毎年6月に収穫し、翌年3月ごろまで販売。時期によって品種が異なり、味や調理方法が変わるという。6月(早生=わせ)=新玉と呼ばれ生サラダ向き、7月~11月(中生)=生でも食べられバーベキューやカレー向き、12月~3月(晩生=おくて)=甘みが強く鍋物や煮込み向き。

 もともとアパレル業界で働いていたという将悟さん。東日本大震災が起こった際、被災した得意先などに実家の玉ネギを送ったところ、とても喜ばれたという。これまでは父の仕事に興味がなかった将悟さんだったが、これをきっかけに見つめ直し、いつしか実家の農園を手伝うように。卸専門だった父の農園の商品を人任せにせず自分で最後まで責任を持って客に届けたいという気持ちから初の実店舗を開いた。

 店舗面積は約10坪。内外装は、ハワイのキングスビレッジ・ファーマーズ・マーケットをイメージし将悟さんらがセルフで改装。天井は玉ネギ小屋に見立て、内壁は将悟さんが「一番落ち着く」という色・ワインレッドに塗装した。

 取り扱う商品は、季節に応じてその時期に一番おいしい野菜を中心にその時期に食卓に並ぶ料理を考えて選ぶという。淡路島産のドレッシング、調味料、玉ネギスープ、カレーやハヤシライスのレトルト食品をはじめ、「天然 天日干しのひじき」、「脱サラファクトリー」の鉄釜で炊き上げた「自凝雫塩(おのころしずくしお)」なども取りそろえる。

 将悟さんは「生産者の思いをそのままお客さまに届ける店でありたい。販売を通じて地域の情報発信や生産者の販売促進にも協力したい」と話す。「あくまでも料理を作る人が主役。おいしい食材を提供し、明るい家族の団らんのお手伝いができれば」とも。

 営業時間は11時~19時(野菜が無くなり次第終了)。水曜定休。

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