音楽サイト「KOBEjazz.jp」のコンテンツ「ジャズ探訪記」が4月27日、連載100回を迎えた。現在、同サイトでは記念企画を展開している。

「KOBEjazz.jp」サイトイメージ

　富士通テン（神戸市兵庫区）が運営する同サイトは、音に携わる企業として神戸の音楽情報を広く発信し、多くの人に神戸の音楽文化に楽しく触れてもらい、神戸を中心としたジャズ、ビッグバンドに携わるミュージシャンの育成をサポートすることを目的として2006年9月に開設。同コンテンツは、関西を中心に「聴いて飲んで楽しめる」ジャズスポットを紹介するもの。

　2012年に同コンテンツ内の店情報を集めたガイドマップを発行し、2014年10月、神戸市公認のガイドマップとしてリニューアル。神戸市総合インフォメーションセンター、神戸文化ホール、各区役所・図書館などで配布している。

　連載は、神戸の老舗ジャズレストラン「SONE」（中央区中山手通1）で第1回をスタート。当初は神戸が中心だったが、現在は掲載店舗の範囲も広がり、大阪、京都、東京の店も紹介する。4月27日、有名ジャズ店「BLUE NOTE TOKYO」（東京都港区）で100回目を迎えた。

　同社コーポレートコミュニケーション室広報チームの佐柄裕大さんは「2006年のサイト開設以来、こつこつと積み上げてきた名物コーナーが100回目を迎え、なんとも感慨深い。これまで快く取材に協力いただいた店舗の皆さまには、心より感謝している。ジャズファンの方、これから新たにジャズを聴いてみようと考えている方もぜひご覧いただき、『ジャズの街神戸ガイドマップ』を片手に、実際にお店を訪問してお気に入りのお店・ミュージシャンを見つけていただければ」と話す。「サイトを通して、より多くの方に神戸のジャズに触れていただき、微力ながら神戸の街の活性化に寄与できれば」とも。

　同サイトでは連載100回記念企画として、「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」（波止場町）内ラウンジ＆バー「グラン・ブルー」の招待券（ペアで1万円分）を5組10人に抽選で進呈する。応募はサイト内の応募フォームで受け付ける。締め切りは6月30日正午。