暮らす・働く

神戸のモトコー3番街がチャレンジショップ募集 空き店舗活用

モトコー3番街が「空き店舗 チャレンジショップ」を募集している。

モトコー3番街が「空き店舗 チャレンジショップ」を募集している。

  • 0

  •  

 神戸の「元町高架商店街三番街(通称=モトコー3番街)」(神戸市中央区元町高架通)が現在、「空き店舗 チャレンジショップ」を募集している。

協力空き店舗の様子

[広告]

 同商店街内で開業(起業)を考えている人への後押しとして、「空き店舗 チャレンジショップ」事業を実施。9月1日~11月30日の3カ月間、チャレンジショップとして開業(起業)を体験。その間の家賃半額を支援する。12月以降も常設店舗として営業を希望する場合は、内装費一部負担(最大20万円)・家賃半額(2カ月)を追加補助する(合計最大50万円)。同事業は、神戸市地域商業活性化支援事業補助金を活用している。

 同商店街に60件近くあった店舗が最近では45件まで激減し、10店舗以上の空き店舗が発生。「約200メートルの商店街はどんどんさびれ、シャッター街となっていく可能性がでてきている」と、モトコー3番街広報担当の近藤洋之さんは話す。一方で同商店街の独特の雰囲気にひかれ起業を考える人もおり、神戸市の同補助金制度をチャンスと捉え企画したという。

 協力空き店舗所有数は現在6店舗、ほか4店舗に協力を依頼中。開業は3店舗を予定としているが、多数出店の場合は最大限配慮するという。応募資格は、原則週に5日以上(商店街は木曜定休)12時~18時に店を開店。チャレンジ期間中の3カ月のみ敷金、礼金、入会金、町会費はなし、連帯保証人、指定保険加入、公共料金支払いは必要。申込者本人が営業(人に任せるのは不可)。原則期間中は内装工事など不可。選考は、書類選考の上、面談を行う。

 同事業の説明会は、第1回=7月25日20時~、第2回=8月2日10時~。場所は、同商店街内「イベントスペースOJB」。

 近藤さんは「モトコー3番街にふさわしく量販店にはない個性のある店舗にたくさん出店していただき、以前のように狭い通路が人であふれるような活気のある商店街になってほしい。今回の企画を通して店舗間の連携や結束などがより深まればと期待している」と話す。

 募集は8月5日まで。問い合わせはモトコー3番街事務所まで。

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース