洋菓子メーカー「Morozoff(モロゾフ)」(神戸市東灘区)が9月16日、新チョコレートブランド「Alpenglow(アルペングロー)」の販売を始めた。
1931(昭和6)年8月8日、「神戸モロゾフ製菓」として創業し、神戸トアロード(現在の中央区)のチョコレートショップから出発した同社。以来、カスタードプリン、チーズケーキ、クッキーなどのスイーツを提供。創業翌年の2月には、日本で初めてバレンタインチョコレートを発売した。
同ブランドは「選ぶ楽しさ、手にとどく贅沢(ぜいたく)」をコンセプトに、「これまでにない新しいスタイルのチョコレート」だという。チョコレート本来のおいしさが味わえるミルクチョコレートやスイートチョコレートに加え、宇治抹茶を使ったチョコレートなどにベストマッチする素材を組み合わせ、一枚一枚手作りで仕上げる。商品名は英語で「山頂光」を意味し、朝日が昇る時と日没にしか見ることができない「一瞬のぜいたくな時間」を表現している。
同ブランドは、年間を通じて提供できるように温度管理された限定店舗で好みの味を選び、必要な量を詰め合わせする計量販売で提供する。展開店舗は、神戸・三宮センター街にある本店(中央区三宮町1、TEL 078-391-8718)をはじめ、モロゾフグランさんちか店(同)、大和富山店(富山県富山市)。
商品は、「ミルクチョコレート&アーモンド」(50グラム=432円)、「スイートチョコレート&ヘーゼルナッツ」「コーヒー&カシューナッツ」「ホワイトチョコレート&ストロベリー」(以上同=486円)、「宇治抹茶&黒豆(秋の期間限定)」(同=540円、以上税込み)の5種類。Sサイズ(~50グラム)、Mサイズ(51~150グラム)、Lサイズ(151~200グラム)のパッケージを用意する。
同社マーケティング本部商品企画部の中西貴和子さんは「アルペングローとは、山の頂が朝日や夕日に照らされて黄金色に輝く現象。気分を上げたい朝や、ほっと一息つきたい夕方にお召し上がりいただきたいチョコレートを企画開発した。ここでしか出会えない味をぜひご賞味いただきたい。お客さまにはお好きな量でチョコレートを選ぶ楽しさや素材がたっぷり入ったチョコレートのぜいたくさを感じていただければ」と話す。
本店の営業時間は11時~20時。