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神戸のカジュアルイタリアンが1周年 自家製パンに合う料理提供

カジュアルイタリアンとワインの店「Kitchen Ravo(キッチンラボ)」店主の神原裕さん

カジュアルイタリアンとワインの店「Kitchen Ravo(キッチンラボ)」店主の神原裕さん

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 神戸・栄町通のカジュアルイタリアンとワインの店「Kitchen Ravo(キッチンラボ)」(神戸市中央区栄町通2、TEL 078-321-3622)が12月15日、1周年を迎えた。

「牛ほほ肉のとろとろ煮込み」

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 店舗面積は70平方メートル。席数はテーブル27席、カウンター4席を用意。店内は黒を基調に自宅のダイニングにいるかのようにくつろげる空間に仕上げた。料理はジャンルにこだわらず、イタリアンをベースに季節の旬の素材を取り入れたメニュー12~13種を日替わりで提供する。経営はマラサダとコーヒーの専門店「RAVO BAKE COFFEE(ラボ ベイク コーヒー)」(北長狭通3)、オーダースーツ販売店「NUTTER’S」(大阪市西区)を展開する「LIFE FACTORY」。

 店主の神原裕さんはイタリアン、フレンチ、カフェと13年間飲食業に携わり「日が差し込む窓のある店で仕事がしたい」と独立を決意。料理を作ると同時にいろいろな人と関わりたいという思いから、「常連のお客さまが店を目指して会いに来てくれるような店」になるようにと静かな裏路地のビル2階に出店した。

 イタリアでの修業中、地方によってパンが全く違うことを面白いと感じ、「パンが作りたい」と思った神原さん。同店では、毎朝焼くパンに合うランチとディナーを用意する。この1年で来店客の好みに合わせ「柔らかく味のあるパン」に変化。「今までのパンの概念を覆すようなパン」にこだわり提供している。

 人気のコースは、飲み放題が付いた「オマールエビのコース(8品)」(5,000円)、「パーティーコース(9品)」(4,500円)など。ランチは「チキンロースト温玉丼」(800円)、「日替わりランチ」(900円)など。「自家製パン」(300円)、「オマールエビのビスク」(700円)、「牛ハツのロースト」(1,000円)、「焼きピザ」(680円)、「牛ほほ肉のとろとろ煮込み」(1,600円)などのアラカルトも取りそろえる。ドリンクはアルコールを500円から用意する。

 神原さんは「ずっと料理人としてやってきたので接客で苦労する面はあったが、いろいろな方がリピーターとして来店してくださるようになり感謝している。今後もたくさんの人に関わり、ひっそりと謙虚に取り組んでいきたい。家に帰るような気持ちで遊びに来ていただければ」と笑顔で話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~22時30分。日曜定休。

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