神戸市の公式サイトが2月1日、トップページを中心にリニューアルした。神戸の風景がいっぱいに広がる画面中央に検索窓だけを配置するという大胆なデザインに切り替えたことが、「いさぎよい」と話題を呼んでいる。
「以前からホームページの検索性向上が課題だった」とリニューアルを担当した神戸市広報課の橋本暁彦係長。ホームページの検索機能の向上と情報発信力強化、「デザイン都市・神戸」にふさわしいデザインへのブラッシュアップを図るため、「今までの自治体サイトにはない革新的な提案」を募集したところ、斬新な提案が多数集まり、その中から検索性向上に特化した提案を採用した。
このリニューアルにネット上では、「思い切ったな」「センスを感じる」「やりすぎではないか」などとの意見が続出し、同サイトへのアクセスも殺到しているという。
「今回のリニューアルはトップページや観光・外国の方向けのページを中心とした第1段階」と広報課の中務雅史さん。「今後も段階的にリニューアルを行い、先進的な取り組みをしている『神戸モデル』として全国の自治体にも広げていきたい」とも。