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神戸マラソン開催に向け始動 クオーターマラソン廃止、女性特別枠新設も

総会に出席した神戸マラソン実行委員会の植月正章会長(中央)、井戸敏三兵庫県知事(左)、久元喜造神戸市長(右)

総会に出席した神戸マラソン実行委員会の植月正章会長(中央)、井戸敏三兵庫県知事(左)、久元喜造神戸市長(右)

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 「神戸マラソン実行委員会 平成27年度 第3回総会」が3月18日、兵庫県民会館(神戸市中央区下山手通4)11階パルテホールで開かれた。

総会の様子

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 昨年第5回大会の開催結果報告と2016年度の事業計画および第6回大会要項などについて審議・決定するために開かれた同会。実行委員会の植月正章会長をはじめ、井戸敏三兵庫県知事、久元喜造神戸市長など43人が出席した。

 「感謝と友情」をテーマに、国内外に阪神・淡路大震災の経験・教訓を発信することを目的に2011年から開催している同大会。1万9660人の市民ランナーが参加した昨年大会の完走率は96.7%で、61万2000人の沿道応援者と前回を上回る7444人のボランティアが大会を支えた。経済波及効果は3連休の中日開催で過去最高となった前回とほぼ同じで、兵庫県が約75億円、うち神戸市が約57億円となった。

 「年代別チャレンジ枠」を新設し、年代別表彰を拡充したことでより多くのランナーが目標を掲げてモチベーションを高めながら参加できる大会になったこと、「みんなで咲かせる『感謝と友情』のひまわり企画」として、震災復興の象徴である「ひまわり」をランナーだけでなく沿道応援・ボランティア・大会関係者へ広げ、「震災復興マラソン」というコンセプトを明確にできたこと、神戸ならではのおもてなしがランナーをはじめ関係者から高い評価を得られたことなどを第5回大会の成果として挙げた。

 第6回大会からは、クオーターマラソンを廃止。それに伴いフルマラソンランナー2万人対応の一つとして参加者を複数組に分けて時間差スタートする「ウエーブスタート」を採用する。新設枠として、前年度の成績上位者の参加を促す「シード枠」、女性参加率の高かったクオーターマラソン廃止に対応し、女性参加比率向上を図るための「キラキラ女子ランナー枠」を用意。これまでの「神戸マラソン初出場枠」「年代別チャレンジ枠」も設ける。

 開催日は11月20日。参加資格は1998年4月1日以前に生まれた人。定員は2万人。制限時間は7時間。参加費は1万300円(募金100円含む)。参加申し込みはインターネットのみで、4月22日10時から受け付ける。定員を超えた場合は抽選で参加者を決める。

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