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神戸・三宮の葺合南54号線が改良工事 賑わい空間の創出目指す

整備後のイメージ

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 神戸・三宮の神戸国際会館(神戸市中央区御幸通8)東側に走る葺合南54号線は現在、新たな賑(にぎ)わい空間の創出を目指し改良工事を行っている。

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 「三ノ宮南まちづくり協議会」が地区内をより魅力的なものにしていくための取り組みを行っている同地区。再整備により周辺の街の魅力を高め、人々の交流を促進するとともに、都心部からウオーターフロントエリアへ誘う道として整備を進めている。

 工事場所は磯上通7丁目から八幡通4丁目までの約130メートル。現在南行き2車線と停車帯で構成する全幅18メートルの道路を、南行き1車線に見直し歩道を広げる。生まれた空間にベンチなどを配置することで歩行者の回遊性や道路空間の快適性の向上を狙う。車道を蛇行させることで車の走行速度の抑制を図る目的も。

 神戸市建設局担当者は「地域の取り組みと連携するとともに支援するために地区内の主要同線の一つである道路の再整備について検討を重ねてきた。都心三宮の再整備および道路乗りデザインの先駆けとして順次整備を進めていく」と話す。

 建設局では、整備工事と並行して道路愛称の募集や花壇の整備、賑わいづくりの取り組みについて検討するという。

 工事期間は10月ごろまでを予定。

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