神戸・三宮の「ミント神戸」（神戸市中央区雲井通7）14階の「神戸スタートアップオフィス」で8月19日から3日間、「Startup Weekend Kobe」が開催される。

　参加者らが金曜の夜から日曜までの54時間で起業を体験する同イベント。「新しい何か」を作り出すスタートアップ体験を目的とする。2007年にアメリカ・シアトルで始まり世界800都市で1500回以上開催、2009年には日本で初開催。以来さまざまな地域で開催されるが、神戸での開催は初めて。参加条件は「世界をよりよく変えていくために行動できること」のみで、年齢や国籍、職種は問わない。

　参加者は企画・開発・デザイナーと呼ばれる職種に分かれてチームを作り、コーチやファシリテーターのアドバイスを受けながら顧客開発と価値を検証できる最小限のプロダクト作成を目指す。最終日の夜に審査員による審査を行い、優勝チームを決めるという。審査はヤフーでスマートデバイス推進本部大阪開発室本部長を務める宮内俊樹さんや、Kiss FM KOBEの横山剛社長らが務める。

　同イベントでリードオーガナイザーを務める松田脩平さんは「イベントを通して得られる経験や仲間、エネルギー、そして挫折はきっと、参加者のこれからの人生にとても貴重なものを与えてくれる。実際起業を考えている人も、起業って何？という人もどなたでも参加できる」と参加を呼び掛ける。「日本各地で開催されている『Startup Weekend』で、野心溢れる人たちとエネルギッシュな3日間を過ごしたい」とも。

　料金は5食・ドリンク付きで7,500円（学割チケットは5,500円）。定員は25人で、定員になり次第受付を終了する。申し込みなどの詳細は同イベントサイトで確認できる。